CD-Rを一気に破壊する方法



2002年02月23日

最近ドライブも安くなってCD-Rは普及していますよね。しかもブランクメディア(空のCD)が安い上に手軽に利用できるのも普及した大きな理由でしょう。

そんなCD-Rが一般的になってきて問題になってくるのがその手軽さゆえに捨てる時の個人情報の流出ではないでしょうか?

僕はバックアップするときはCD-Rを利用しますが、定期的にするので古いCD-Rはゴミになってしまいます。それをそのまま捨てると悪意の持った人達に利用されたりして、要注意です。それを避けるにはCD-Rの記録面を読めなくすればいいのです。カッターで切るのも良いのですが、読みこみの強力なドライブでは読めてしまうことがあるので不十分です。割るのも良いのですが、破片は危ないですし中の記録層は有毒なのでこれもあまり勧められません。

ていうことで、もっとも手軽かつ短時間で出来てしまう電子レンジの方法を使います。この方法は電子レンジに金属類を入れるとスパークするという性質を使った裏ワザです。

用意するものは、

・家庭にある一般的な電子レンジ
・CD-R
・サランラップ


サランラップとCD-R
今回使用したCD-RはAcerの650M、フタロシアニン製のCD-Rと三菱のホワイトレーベル(レーベルに印刷ができるCD-R)の700Mのアゾ製のCD-Rを使いました。

CD-Rには人体に有毒な成分も使われてるので破片が飛び散ると面倒だし怖いのでサランラップで包むことにしました。

サランラップで包みます
このように包んで破片が飛び散るのを防ぎます。
設定します。
電子レンジは550W、強、20秒で設定しましたが、もっと弱くても、短くても大丈夫です。加熱のしすぎはレンジを痛める可能性があるので気をつけて。

そしてスタートのボタンを押すと、レンジのブィィーンという音とともにレンジの中からパチ、パチと火花が散ってまさしく花火みたいに綺麗に火花が散ってました。
火花散ってます。
そして、20秒後レンジから出てきたのは、こんがりと焼け、そして激しくひび割れしたCD-R。
見事成功。
その後、ホワイトレーベルの方のCD-Rも実験してみましたがこちらは電子レンジで破壊には向いてません。なぜならレーベルがプリンタのインクが染み込みやすいように特殊な原料を使ってるためです。これによりレンジにかけると焦げて燃えてしまう可能性があります。


#あとがき
この裏ワザは、レンジし終わったあとのプラスティックの溶けたニオイはとてもきつかったです。換気には注意を。で、肝心の裏ワザの実用性は十分あると思います。CD-Rシュレッダーを買うよりはレンジでチンの方が100倍良いと思います。ただ、この裏ワザはレンジを壊してしまう可能性があるので自己責任でお願いします。


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